結果:優勝 獲得ポイント2017P保有ポイント3112P
6月20日から開催されていました毎日テニス選手権55歳以上男子シングルで優勝しました。JOPポイント2017Pを獲得しました。
3.3日目 3回戦 6−0 6−1
3日目は朝からよく晴れていて、暑くなりそうな気配でした。試合は第一試合で9:00からのラウンドです。充分な準備運動、テーピング等をして、コートに入りました。5分のアップの時間を使って、対戦相手のスピンボールの対応力を確認します。前日に隣のコートでの試合を見ていて、ローボールやスライスに対する対応力が高いのは確認済みでした。
サービスゲームから試合が始まり、先ずはキックサービスの回転量が多めのサービスを打ちます。リターンミスを取れたことで、バックハンドの高めの位置へサービスを配球して様子を見ます。リターンゲームでも、バックハンドにエッグボールで縦に変化させることで、コントロールミスを誘う展開となりました。
セカンドセット序盤で、バックハンドのハイボレーをした時に腰を少し痛めたようです。少しペースを落として、痛みをチェックしながらの試合となりましたが、3回戦を乗り切りました。
東京に戻り、通っている整体に連絡。腰の状態のチェックとテーピングをお願いして4回戦に備えました。
4.4日目 4回戦 6−1 5−7 タイブレーク10−6
4日目は、やや曇り空、小雨が降りそうな天気です。3回戦で痛めた腰にテーピング、更にコルセットをしての試合です。腰の状態からも長いラリーをせずに、攻撃することを意識しました。
ファーストセットは順調にサービスブレイクができ、リードした展開です。相手選手はネットプレーをすべく、サービスダッシュやアプローチで果敢にネットに詰めてきます。ここは、ボレーされてもラケットを弾くぐらいの強いボールを打ってチャンスを作っていきます。結果的に6−1でファーストセットを奪取しました。
セカンドセットも早々にサービスブレイクができて、3−1の展開です。気を抜いた訳ではないのですが、ここから劣勢になります。3−2からのサービスゲームが40−40となり、アプローチからのボレーが甘くなり、ストレートにパッシングを打たれ、3−3となります。更にキープを許し3−4。サービスゲームで更に40−40からサービスダウン3−5となってしまいます。4ゲーム連続で落としてしまいました。なんとか次のリターンゲームでブレイクし、4−5。5−5に追いつきますが、5−6で再び40−40。スマッシュミスで5−7でセカンドセットを落としてしまいました。セカンドセットだけでノーアドバンテージ40−40を4ゲーム取られてしまいました。(自分のサービスゲーム3回)
ノーアドバンテージ方式の戦い方として、大反省です。1セットで4回の40−40を取れないと、セットを落とす可能性が高くなります。悪くても50%は取る必要があります。
ファイナルセットは10ポイントタイブレークとなります。トイレブレイクを取り、シャツを着替えます。身体の動きを制限していたコルセットを外す決断をしました。相手選手のいいバックハンドドライブでのエースがあり、1−4と劣勢になりました。ここは2−4でのサイドチェンジをして4−4までは、丁寧にかつ、スピン量を増やすことを考えました。4−4から更に7−4とリードです。チャンスボールをミスして7−5となり7−6まで詰め寄られます。しかし、コルセットを外したことで、サービスの回転量が増えました。また、フォアハンドのユニットターン時のラケットが本来の位置に収まるようになりました。
思い切ってインサイドアウトにラケットを振ることで、スピンの回転量を得る事ができました。タイブレークを10−6で奪取し、ゲームを取る事ができました。(4回戦の様子はYouTubeにアップする予定です。)
ベスト8に勝ち残る事ができました。準々決勝は、WO(ウォークオーバー)となり、不戦勝でベスト4に残りました。その3では準決勝、決勝の様子をお送りします。
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