2022年4月東京オープン55歳以上シングルにエントリーしました。4回戦、準々決勝について報告します。
結果:ベスト8獲得ポイント566P保有ポイント755P
4日目:天気は晴れ、風も弱く、気温も高めです。9:30、2ラウンド目のオーダーオブプレー。前の試合が長引き、10:30からの試合開始です。
前日の試合で痛めた左ふくらはぎは、かなりガッチリとキネシオでテーピングして、さらに伸縮性のある粘着テープで足首から膝下まで、巻き上げました。あまり左足には体重は乗せられず、つま先だつような動きはできません。足裏全体を地面について、曲げた膝を太ももの筋肉で伸ばすことで、移動するしかありません。サービスは3割ぐらいの力で打つ感じです。
5分間のアップをして、試合が始まりましたが、左足が使えないことでドタバタ感があるフットワークです。とにかく、手が届く範囲は強振して、エースを狙うか、ミスを誘うしかありません。例えば、相手のバックハンドに変に繋いで、スライスでクロスに走らされても、ボールのところに行けない状態です。
1ゲーム目から、30−30やノーアドバンテージ40−40になるゲームが続きます。偶然にも、相手のドロップショットのミスがあったりで、ゲームカウント5−1リードとなります。しかし、ここから逆襲に会い、5−4。ここでサービスキープして6−4でファーストセットを奪取しました。
しかし、ゲームの流れは完全に相手にあり、セカンドセットはいきなり、サービスダウンもあり0−3。5−1からの7ゲームで考えると1−6です。セカンドセットを諦めて、10ポイントタイブレークに賭ける選択も頭を過ぎりますが、今後のベテラン大会での戦い方を考える上でも、ここは3−3に追いつくことを最優先としました。
先ずはサービスキープして1−3。相手のセカンドサービスをしっかりと強振して2−3。さらに3−3、4−3と4ゲームを連取して、サービスキープして5−3としたいところでしたが、ブレイクされ4−4。セカンドセットは6−6のタイブレークとなりました。タイブレークは順調にポイントを重ね、5−1でサイドチェンジして6−1でマッチポイント。結果、7−1でタイブレークを取って、試合は6−4、7−6(7−1)で勝つことができ、ベスト8へ進出できました。しかし、身体全体のダメージも大きかったのだと思います。
準々決勝:朝から曇り時々雨予報で、気温も低いコンディションとなりました。試合展開は同じ展開でしたが、ファーストセットの途中から雨が降り、水分を含んだボールは鞠のようになって飛ばない、弾まない状況です。また、雨で湿ったオムニコートは滑る感じで踏ん張りが効かない左足の負担も大きくなりました。ファーストセットは5−2リードから6−3で奪取。しかしセカンドセットに入り、相手サービスのブレイクはできるものの、サービスキープができない展開です。結果的に6−5まで絡れました。相手サービスの40−30からポイントを取って、40−40。ノーアドですが、マッチポイントです。リターンをリスクはあるが、ストレートに打つか、安全にクロスに打つか迷いがありました。結果的にクロスにしっかり打とうと決断しましたが、相手にストレートに切り返されて、追いつけませんでした。この辺りの勝負感は今後養っていく必要があります。試合数を重ねることで、勝負所でしっかりと選択できるようになりたいものです。
タイブレークに入り、左脚が限界にきており、痛みだけでなく、痙攣しそうでした。マグネシウムタブレットをかじりながら、タイブレークを進めましたが、3−7。試合はセットオールスーパータイブレイク(10ポイント)へ。2−4ダウンでサイドチェンジして、サービスを打った後、フォアハンドに回り込んで、左脚を蹴って、ストレートにエースを取った瞬間に、左ふくらはぎが完全に痙攣してしまいました。その後は動けず、タイブレーク3−10での敗戦となりました。
試合結果は、6−3、6−7(3−7)、3−10
左ふくらはぎの肉離れ、痙攣など色々とアクシデントがあった大会でしたが、ベテラン大会復帰3戦目。年始からの勝敗は9勝3敗となりました。
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